STEP-BY-STEP GUIDE

リモートデスクトップでNLA資格情報が拒否される

この記事の結論

接続前認証で資格情報が機能しない、保存済みユーザー名が別形式になる場合の安全な切り分け手順。接続先アカウントの権限不足、古い保存資格情報、時刻ずれ、またはドメイン/ローカルのユーザー名形式違いがある。設定変更前に現在値を控え、公式機能だけを使って確認する。

一般的な切り分けガイドです。特定の不具合が現在発生しているという告知ではありません。

対象製品・影響範囲

製品
Remote Desktop
対象バージョン・条件
Windows 11(対応機能はエディションとハードウェア要件を確認)
関連するエラーコード・識別子
NLA

発生する症状

  • 接続前認証で資格情報が機能しない、保存済みユーザー名が別形式になる
  • 再起動や再試行だけでは同じ状態が続くことがある

原因・発生条件

接続先アカウントの権限不足、古い保存資格情報、時刻ずれ、またはドメイン/ローカルのユーザー名形式違いがある。

作業前の準備

  • 開いている文書と作業を保存し、必要ならPCを再起動できる時間を確保する
  • 管理者権限が必要な操作は、個人所有PCまたは管理者の許可を得た端末だけで行う
  • 診断用コマンド「cmdkey /list」の結果を保存し、変更前後を比較できるようにする

この操作の注意点

  • レジストリ、システムフォルダー、資格情報、記憶域を手作業で一括削除しない
  • インターネット上の非公式スクリプトや不明なドライバーを管理者権限で実行しない
Remote Desktopの確認手順:PINと接続先アカウントのパスワードを区別する → cmdkeyで状態を確認する → 公式の設定経路で修復する → 保存済みのRDP資格情報だけを更新する → 同じ条件で検証する
FaultNote作成の手順図です。設定を変更する前に、注意点と各手順の説明を確認してください。 詳しい操作手順へ

具体的な操作手順

  1. 01

    PINと接続先アカウントのパスワードを区別する

    #

    Windows HelloのPINはその端末用で、通常のRDPパスワード欄へそのまま使うものではありません。接続先のアカウント名、ドメイン、パスワードの有効期限を確認します。接続先のローカル管理者または管理部門が本人確認できる状態で進めます。

  2. 02

    cmdkeyで状態を確認する

    #

    接続先名、アカウント種別、時刻同期、Remote Desktop Users所属を管理者に確認する。

    入力するコマンド・パス
    cmdkey /list
  3. 03

    公式の設定経路で修復する

    #

    HOST_NAMEは例示用です。実際の接続先・機能名へ置き換えてから使用してください。

    資格情報マネージャーからTERMSRV/接続先の項目だけ削除し、DOMAIN\userまたはPCNAME\userを明示する。

    入力するコマンド・パス
    cmdkey /delete:TERMSRV/HOST_NAME
  4. 04

    保存済みのRDP資格情報だけを更新する

    #

    リモートデスクトップ接続で[オプションの表示]から接続先とユーザー名を確認します。古い資格情報が保存されている場合はその接続先の保存情報だけを削除し、現在のアカウントで入力し直します。NLAを無効化して認証エラーを回避せず、ドメイン到達性や許可ユーザーを管理者と確認します。

  5. 05

    同じ条件で検証する

    #

    HOST_NAMEは例示用です。実際の接続先・機能名へ置き換えてから使用してください。

    「Test-NetConnection <host> -Port 3389」で状態を確認し、最初に記録した操作を同じ条件で一度実行する。成功した場合も再起動後にもう一度確認し、変更した設定と結果を記録する。

    入力するコマンド・パス
    Test-NetConnection HOST_NAME -Port 3389

公式の適用条件・最新情報も確認する ↗

改善したか確認する

  • 対象機能がエラーを出さずに起動、接続、または処理を完了する
  • 確認コマンドの出力が期待する有効・正常・接続済み状態を示す
  • Windows再起動後にも同じ操作を再現でき、イベントログに同時刻の新しい重大エラーが増えない

改善しない場合・設定を戻す場合

  • 同じコードが続く場合は、表示全文、Windowsビルド、確認コマンドの出力、発生時刻を添えてPC管理者またはMicrosoftサポートへ相談する
  • ハードウェア要件、組織ポリシー、サーバー側設定が原因なら、クライアント側で回避せず所有者に変更を依頼する

別の症状から対処ガイドを探す →

このガイドの適用範囲

対処ガイド — 原因を切り分け、対象機能が正常に起動または接続でき、再起動後も同じ検証を通る状態を目標にする。

掲載内容は2026-09-05の情報確認に基づきます。以降の変更は公式出典でご確認ください。

よくある質問

PINとMicrosoftアカウントのパスワードは同じですか?

PINは端末固有のサインイン情報で、アカウントパスワードとは別です。RDPでは通常パスワードまたは組織指定方式を使います。

NLAを無効にすれば接続できますか?

認証前保護を弱めるため最初の対処にしません。時刻、ユーザー名形式、権限、保存資格情報を先に確認します。

出典・情報の更新

主な出典の更新・解決日
公式ページで日付を特定できないため記載していません
本サイトの確認日
2026-09-05

公式情報を日本語で整理しています。メニュー名は製品の表示言語や版によって異なる場合があります。確認日は障害の発生日を意味しません。編集方針

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